アカザはアカザ科の一年草

畑や空地などに多い雑草で、生長が早く高さ1m程度に達し、特に窒素分の多い土地にはよく育つ。

葉はゆでて食べることができ、同じアカザ科のホウレンソウによく似た味がする。

種子も食用にできる。

中国原産で、古くは野菜として栽培され、現在雑草としてみられるものも野生化起源といわれる。

「藜の羹」は粗末な食事の形容に使われる。

また茎は太く硬くなるため杖の材料にもされた。

アカザの若葉は赤い粉状の微細な粒に覆われ、未熟な葉の細胞を、遺伝子を傷つける紫外線や、光合成に使い切れず葉緑素から活性酸素を発生させて組織を損傷する原因となる過剰な光のエネルギーから防御しているが、この粒が白いものをシロザといい、こちらの方が多く見られる。

種としてのシロザは世界的に広く分布し、分類学上は普通アカザをシロザの1変種としている。
update:2010年03月05日